実は50代の大人も楽しめる?鬼滅の刃
50代になって、自分の限界も見えてきて、毎日なんだかつまらない、そんな風に感じていませんか?仕事と家事のルーティーンに追われる日々。
私もそういう同じことの繰り返しの中で生きています。
そんな中で、最近いっときの楽しみを与えてくれたのが「鬼滅の刃」。
9月の休日に「鬼滅の刃」のテレビ放送があり、最初から無限列車編までを全て観ました。その感想を書きたいと思います。
当たり前の日常に感謝できる
主人公の炭治郎は家族と一緒に貧しいながらも寄り添い協力し合う幸せな生活をしていました。ところがある日、自分が不在の間に、自宅を鬼に襲撃され、家族を失ってしまいます。
残った妹の禰津子(ねづこ)も鬼になってしまいます。
たった一人残された妹を、鬼から人間に戻すため、炭治郎の果てしない旅が始まります。
幸せな家庭が、何か一つのことで崩れてしまう。
そういうリスクは常にあります。例えば病気。
もし、一家の稼ぎ頭である夫が働けなくなってしまったら、大変なことになると思いませんか?
当たり前のことが当たり前に回っている、それは本当は当たり前ではありません。それに気づくきっかけを与えてくれます。
鬼滅の刃は目標に向かって成長する物語
炭治郎は、妹の禰津子を人間に戻すという大きな目標があります。
そのために、まずは鬼殺隊に入るための修行をします。
そして、色々な人と出会い、経験を経て努力をして、強くなっていきます。
鬼滅の刃はその成長を追う物語です。特に努力する姿なども丁寧に描かれています。
日常生活でも、苦しい、もうやめたい、全てを投げ出したい、と思うことはあると思います。特に50代になり体力が衰えてくると、これまでと同じペースで物事を進められなったり、自分の限界が見えて惰性で動いたりしがちです。
でも、問題から目を逸らす、逃げる行為は、最終的な問題の解決にはならないし、自己の成長にもつながりません。
ストーリーの中では、炭治郎の方が力不足で不利な状況が出てきます。しかしそういう状況でも、必死に考えたり行動したりすることで、道が切り開かれて行きます。そういう展開が、腐った気分をリフレッシュしてくれるのではないかと思っています。
いつも心に青空を
「鬼滅の刃 無限列車編」の中で、炭治郎の心の中を描写するシーンが出てきます。それは白い雲が浮かぶ果てしない青い空。地面にもウユニ塩湖のように空の景色が映し出された幻想的な空間です。
それを観て、心にこういう風景を持っていたら、いつも爽やかな気持ちでいられるのではないかと思いました。特に歳を重ねてきたら、人に優しく寛大になれることが美徳だと思っているのです。
ネタバレになっていませんよね?
大人も楽しめる「鬼滅の刃」、アマゾンプライムでも観ることができます。
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