50歳からテニスを始めた私が、テニスの基本を知るために買った本
運営者のCushy(クーシー)です。50代女性の生活情報&旅行(ノマド体験)として、実際の経験をもとに、お役立ち&オススメ情報を配信しています。今回はテニスを始めてからこれまでに購入して読んだ本について紹介します。
テニスを楽しむ上で、技術の向上は欠かせない要素です。しかし、どのようにして効果的にスキルアップすれば良いのでしょうか?一般的にはテニスクラブに所属してレッスンを取っている人が多いと思いますが、それだけで十分でしょうか?
実は、テニスクラブでの練習だけでなく、専門的な知識を深めることも非常に重要です。この記事では、私がテニスが上手くなるのに役立つかなと思って実際に購入した書籍を紹介します。テニスの技術向上、戦略理解、フィジカルの強化などに役立つ内容です。それぞれの書籍が、異なるアプローチでテニスのスキルを磨くための洞察とヒントを提供してくれます。
漫画 「ベイビーステップス Baby Steps」全47巻
- 内容紹介:テニスをテーマにした物語で、主人公が成長する様子を描く。テニス技術だけでなく、精神的な成長も描かれている。
- 対象読者:テニスを楽しみながら学びたい若いプレーヤーやテニスファン。
- 活用方法:漫画を通じてモチベーションを保ちつつ、テニスの楽しさと厳しさを学ぶ。
- 著者:勝木 光
一番最初に読んだ本です。漫画の方が楽しみながら読めると思い購入しました。まだ始めて日が浅かったため、専門用語などを楽しみながら理解したいと思っていました。また、テニスに対するテンションも低かったので、情熱や元気を作品からもらいたいといった理由で読んだ気がします。
購入はメルカリで大人買いしました。
届いて読んでみると、ストーリーに引き込まれてあっという間に読めました。読みながら、出てくる言葉の意味を調べたりしてテニス用語の理解を深めました。この時は初級だったので、漫画に出てくるようなコースの打ち分けなどはあまり意識しなかったですが、最近中級になり、そういうことも考慮しながらプレイするようになってきました。もう一度読むといいかもしれないですね。
メルカリで購入したい方はこちら↓
「テニス体幹トレーニング」
- 内容紹介:テニスのパフォーマンスを向上させる体幹トレーニングの方法。
- 対象読者:体力強化を図りたい全てのレベルのテニスプレーヤー。
- 活用方法:体幹トレーニングをルーティンに取り入れ、よりパワフルで安定したプレーを目指す。
- 著者:井上 正之
テニスを始めた時は、全体的な体の筋力が足りていない状態でした。握力も24くらいだったと思います。最初の何回かのクラスで腕が痛くなり、それを感じました。実は私はインドア派。人生で運動部の経験が一度もないのです。
そこでテニスに必要な筋肉強化を計る筋トレなどが掲載されているこの本を手に取りました。
コーチ曰く下半身の強化がとても大切なのだそうです。
本の構成は、以下のパート別のトレーニング紹介になっています。
- テニスパフォーマンスを高めるトレーニング
- 四肢を動かすためのトレーニング
- 力強いストロークが身につくトレーニング
- サーブ&スマッシュを強化するトレーニング
- 正確なボレーを身につけるトレーニング
- フットワークを身につけるトレーニング
私は、自分の弱いところのトレーニングをリファレンス的に使って実施しています。
以下に紹介しているのは新しいバージョンの本のため、上記の内容とは多少異なる部分があるかもしれません。
「テニス・ダブルス ポジショニングの基本と実践」
- 内容紹介:ダブルスに特化したポジショニング技術と実践的なアドバイス。
- 対象読者:ダブルスを主にプレイするプレーヤー。
- 活用方法:パートナーとのコーディネーションを改善し、試合でのポジショニングを最適化。
- 著者:佐藤 哲哉(監修)
私が取っているテニスレッスンでは、ダブルスを組んで試合形式の練習をするのですが、動きにはパターンがあります。この動きをポジショニングと言います。どのように動くのがベーシックなのか一通り頭に入れておこうと思い購入した本です。帯では、松岡修造さんが推薦しており、DVDも付属しています。
テニスコートの図と実際にコートに立っている人の写真が入っており、わかりやすいです。コートの真ん中を開けない、前衛は相手にプレッシャーをかけるなど、実際のクラスでコーチが指導するような内容が書かれています。私は記憶力が悪く、一度聞いてもすぐに忘れてしまうので、こういった本を読みながら基本的なことを頭に入れるようにしています。
「基本が身につく テニス練習メニュー200」
- 内容紹介:初心者から中級者向けに200種類の練習メニューを提供。
- 対象読者:練習方法を多様化させたいテニスプレーヤー。
- 活用方法:日々の練習でのバリエーションを増やし、基本技術を確実に身につける。
- 著者:神谷 勝則
私がこの本を購入したのは、練習の意味を理解したかったからです。例えば、スライスサーブとスピンサーブの回転方向や打ち方の違いなど、細かいことはクラスで他の人たちがいる前で質問することが憚られますが、この本には細かな練習メニューや説明が載っているので、用語の意味をビジュアルと解説とで理解するのに役立ちます。
また、ダブルスのセオリー、ダブルスの基本など、座学で押さえておきたい内容を一通り理解することができます。
巻頭では、コーディネーション能力について丁寧に解説しており、テニスをやる上で重要な考え方だと思いました。コーディネーション能力とは、目や耳で捉えた情報を脳が識別し筋肉や関節に指令を出し動かす、という一連の神経伝達を素早く的確に行えるようにする能力のことです。この本では、そのための正しい体の使い方なども解説しています。
この本の著者の神谷さんはプロ選手を輩出した有名なテニスコーチで、正しい体の使い方にフォーカスしてこの本を書いておられます。50代にとっては、怪我をしにくいテニスの仕方のヒントにもなるかもしれません。
「テニスは頭脳が9割」
- 内容紹介:戦略的な考え方と精神的なアプローチがテニスのパフォーマンスにどのように影響するかを解説。
- 対象読者:テニスの戦略を深く理解したい初級から中級プレーヤー。
- 活用方法:実際の試合での戦略的な思考をどのように取り入れるか。
- 著者:田中 信弥
正直私はクラスの期の最後にあるミニ試合であまり勝てません。そこで、自分に何が足りないのかを考えるヒントにしようと思ってこの本を買いました。まず、動くことが楽しい、打つことが楽しいという気持ちで臨むことなど、自分に気付きが得られました。
この本はもうアマゾンで新品では売っていないので、メルカリのリンクを掲載しておきます。↓
まとめ
今回紹介した5冊の書籍は、50代でテニスを始めた方にも、少しでも技術を磨き、より高いレベルへと進むための実用的なガイドとなるでしょう。体幹トレーニングなど基本的な練習メニューから、戦略的な知識までがカバーされています。今はまだ、参加するだけで精一杯の人も、座学の知識があった方がコーチの言っていることもより理解できるようになります。そのための参考になれば幸いです。また、物語を通じて学ぶ「Baby Steps」のような漫画は、学びを楽しみながらモチベーションを保つのにも効果的です。テニスの進化とともに、自分の心や体力も進化する、まだまだ伸び代があるのです。お互い頑張りましょう。