50代女性がテニスで初級から初中級になる頃ラケットを変えた方がいいのか？

2024.02.04

カラダ

運営者のCushy(クーシー)です。50代女性の生活情報＆旅行（ノマド体験）として、お役立ち＆オススメ情報を配信しています。今回は、趣味のテニスでちょうど初級から初中級に上がった頃に出てきたラケットについての疑問についてご紹介します。

きっかけはクラブでのラケットキャンペーン

テニスを始めて4年目にやっと初級から初中級に💪上がりました。老後に夫婦で楽しむために始めたテニスでしたが、夫にランチをかけた試合をしようと冗談で言われ、テニス歴30年の夫を本気で打倒😤する目標を密かに立てています。何事も目標を持つのが大事だと思っています。

初中級でのレッスンは2期目に入り、クラスのレベルにも慣れてきました。今回、クラブでラケットキャンペーン🏸があり、人気のモデルで打ってみることに。すると、初級の時には全くわからなかった、自分のラケットとの違いが明らかにわかったのです！

初めて、ラケットを新しくしてもっと実力を伸ばしたい⤴️という気持ちになり、色々調べてみました。
同様に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

初級者向けラケットと初中級者向けラケットの違い

初級の時に重視した要素

初級の時は、まだラケットを振ること自体に慣れておらず最初は手が痛くなった🖐️のを覚えています。
重量が軽く、当てやすく、飛びやすく、操作性の良いものをメインで選びました。

テニスラケットの要素は、フェイスと呼ばれる面の大きさ、重さ、バランスがあります。
バランスは複雑なので置いておいて、まずは、大きさ、重さで選びました。
初級の時購入したラケットは、YonexのAstrel。重さ270g, フェイスは105平方インチです。また、手が痛くなることがあったため、厚手で振動を吸収し、負荷の少ないモデルを選びました。

自分のプレースタイルというより、伊達公子さんが開発に関わったということが大きかったかも。

初中級で求められてくる要素

まず、初級よりは重いものがいいと思います。というのも重さが球の威力に影響してくるからです。
かといって重くて手が痛くなっては本末転倒なので、自分が振りやすい重さの範囲で重めのものにするといいと思います。

球の威力は、バランスの数値を考慮しないと、
球の威力＝ラケットの重さx(スウィングスピードの２乗)
となり、ラケットが重い方が威力が増します。
※バランスを考慮すると重さが同じでも威力は変わってきます

285gは種類が豊富なので、まずは270gから280-290gに上げることにしました。

次は、フェイスですが、基本的に大きすぎると操作性が悪くなり、ヘッドの速度が遅くなると言われています。ヘッドの速度が遅くなる＝ボールのスピードが遅くなります。また、手への振動が大きくなるそうです。

フェイスは少し小さくする方向で105平方インチから100平方インチ程度にすることにしました。

ブランドのラインアップを見るとわかりますが、上級用のモデルになるほどラケットは重く、フェイスは小さくなります。

黄金スペックって聞いたことありますか？

今回色々調べていて、「黄金スペック」なる言葉を耳にしました。
黄金スペックとは以下のスペックです。

面の大きさ：100平方インチ
重量：300g
バランスポイント：320mm

黄金スペックの特徴は、以下のようにバランスが取れていて幅広い層に人気があり、迷った際に基準にされているスペックのことです。

ラケットが重すぎず軽すぎない
ボールが飛びすぎず飛ばなさすぎない
打感が硬すぎず柔らかすぎない

最初に選んだラケットは黄金スペックからは初級寄りのセレクトだったので、少し黄金スペックに近づけることで一般的な層に入る形になりそうだと思いました。

本当の意味での初心者からの脱却ができそう✨

主なラケットメーカーと中級に合いそうなラケットのシリーズ＆モデル一覧

メーカーサイトを中心にセレクトしてみました。

メーカー名	シリーズ名	合いそうなモデル	特徴	価格帯
バボラ	ピュアドライブ	TEAM	パワー	37,400円〜
	ピュアエアロ	TEAM	スピンラファエル・ナダル使用シリーズ	39,600円〜
ヨネックス	EZONE	100L	大坂なおみ使用シリーズアイソメトリック（だ円）パワー	40,700円〜
	VCORE	100L	アイソメトリック（だ円）スピン	40,700円〜
	PERCEPT	100L	コントロール系	40,700円
ヘッド	ブーン(BOOM)	MP	万能型、CPIバランス型	37,400円
	エクストリーム	MP L	スピン系、CPIバランス型	36,300円
	グラビティ	MP L	フラット系、柔らかい打球感、スウィング時にしなるアレクサンダー・ズベレフとアンドレイ・ルブレフ推奨、CPIバランス型	36,300円
	スピード	MP L	フラット系、ジョコビッチ使用シリーズ CPIバランス型	37,400円
	Radical	TEAM	コントロール系、オールラウンド、CPIコントロール寄り	36,300円
ウィルソン	クラッシュ	100L V2.0	しなりと安定、スイートエリア多打感柔らかフラットドライブ系	34,100円
	ウルトラ	100L V4.0	ダブルスプレーヤー用、フラット系打感柔らかめフレーム厚め錦織圭使用	36,300円
	ブレイド	100L V9	打感柔らかめフレーム薄め、コントロール系	36,300円
	SHIFT	99L V1.0	AIでパワーとスピンを融合、コントロール系	39,600円
プリンス	ツアー	O3 100	打感ソフト、ボックスフレーム、バランス良いコントロール系	38,500円

※票は投稿時のもので最新のものとは異なる場合があります。価格はオフィシャルサイトのものです。モデルのバリエーション、販売店により異なります。

実際の販売サイト

実際に購入候補にしているモデルをピックアップしています。ショップによって価格が違い、オフィシャルサイトの定価よりは安いです。ぜひチェックしてみてください。

メジャーなテニスラケットメーカー

メジャーなテニスラケットメーカーと国を調べてみました。国を見るとなかなか納得な感じです。バボラはやはりオシャレな印象があります。

No	メーカー名	国
1	Wilson(ウィルソン)	USA
2	Head	Austria
3	Babolat(バボラ)	France
4	Prince	USA
5	Yonex	Japan
6	Dunlop	UK
7	Volkl(フォルクル)	Germany
8	Tecnifibre(テクニファイバー)	France

パワー系、スピン系、コントロール系ってどういうこと？

ボールを飛ばす反発性能が高いのをパワー系、そして回転をかけやすく作られているラケットがスピン系、打球を狙ったところに打ちやすいのがコントロール系なのだそうです。新作はコントロール系が増えている印象です。

コントロール系はフラットが思ったより飛ばない場合もあるので、実際に試して思い通りに打てるか確認が必要です。

その他ラケットの特性の解説メモ

時間が経つと忘れそうなのでメモしておきます。

フェイス面の形状ごとの影響

フェイスの種類：縦長、丸型、ティアドロップ型、四角型

縦が長ければ直進スピード性能がアップ、横が長ければ食い付き性能がアップする
四角はスイートスポットが広い。ティアドロップは上が広い場合スピンにおすすめ、下が広い場合フラットにおすすめ。

フェイス面積

MID : 85 – 95 inch²
MIDPLUS : 95 – 105 inch²
OVERSIZE : 105 – 125 inch²

※MID～MIDPLUS は、ストリングスの感触がダイレクトに伝わり、コントロールを細かくきかせやすい。空気抵抗も少ないので振りやすい。しかし、スウィートスポットが狭くなる。そのため、中級者から上級者のプレーヤーに好まれる。OVERSIZEは初心者や女性に向いている。

グリップ

日本では1 (G1) – 4(G4) が一般的。外周の長さ。４インチを基準に1/8inch(約3mm)刻みで大きくなる

G1 = 4 1/8 inch 10.5cm
G2 = 4 2/8 inch 10.8cm
G3 = 4 3/8 inch 11.1cm
G4 = 4 4/8 inch 11.4cm

握った時に親指付け根と薬指の間に指が1本入るくらいが一般的。

ストロークプレーヤーはグリップ太め、ネットプレーヤーはグリップ細めが良い。

ラケットフレームの厚さ

25mm前後を中厚、最大厚28mm以上を厚ラケという。
厚さが増すほどボール衝突時の垂直方向への変形が少なく、反発力が増す。
薄いラケットはコントロール性を求める人に適している。
厚い部分がフェイス部分ならボールの飛びを高め、シャフト部分ならしなり・ねじれを抑える。

ラケットの重さ

超軽量(245g未満)
軽量(245 – 290g)
一般(290g以上)

軽量タイプは操作性に優れ、腕力の弱いプレーヤーや女性に適している。
速いショットに対して打ち負けしやすく、ボールを当てた時の振動と衝撃が大きい。
一般タイプ以上のものは、ラケットを適切に扱える上級者に好まれ、しっかりスウィングすれば威力のあるボールが打てる。重いため、振り遅れたり、ボールの飛びが悪くなる、腕に負荷がかかるなどのデメリットもある。